【シューズ(靴)の選び方】

シューズ(靴)の選び方、知っていますか?

院長はプロフィールにも書きました通り、小学生時代からシューズが好きです。

また、院長はスポーツシューズシューフィッター資格者です。

スポーツシューズシューフィッターとは一般社団法人日本フットウエア技術協会が

認定するスポーツシューズとインソールの専門家です。

一日の講習で取得できるような資格ではなく、サイジングやフィッティング、足の障害や運動機能評価に基づくシューズ選択、インソール作成などを学んだのち試験合格して資格取得できるシューズ(靴)についてのスペシャリストです。

http://www.jaft-foot.org/index.html

近年のランニングブームは一時期よりは落ち着いたものの市民ランナーの数も増加傾向のようです。南魚沼市でもランニングをする健康志向の方が増えています。

しかし、足元を見ると残念なシューズ選択をされている方が実に多いのが現状です。ほとんどのランナーが多かれ少なかれ痛みや不調を抱えながらごまかしながら活動しているようです。ランナーに限らず当院の患者様にはシューズ(靴)の選び方をお伝えしていましたがご来院されない方にも正しい知識を提供させていただくべく、このページを作成しました。簡単ですがランナーだけでなく靴を履く全ての方に知っておいて欲しい内容です。

シューズ(靴)の選び方

①シューズ(靴)は目的に合わせて選ぶ

近年インターネットをはじめとして様々な情報を手軽に得ることができるせいか、ランニングのレースに行ってもほとんどの方がランニングシューズを履いています。一見当たり前のようですが10年くらい前はスタートラインに立つランナーの足元はバスケットシューズであったりテニスシューズなど目的に合わないシューズを平気で履いている人がチラホラいたものです。スポーツシューズは特有の動作を円滑に行えるように設計されています。ランニングシューズは主に前方方向への重心移動、球技系のシューズは前方だけでなく左右の重心移動をアシストする役割もあります。目的に合わせた専用のものを使いましょう。

また、ランニングシューズのなかにはおおまかに

・トレーニングシューズ(店舗では初心者用として売られていますが走力のあるランナーにも必要です。オートマティックに重心移動をアシストしてくれます)

・レーシングシューズ(足部のサポートよりも早く走る機能に特化したもの)

・ベアフットシューズ(はだし感覚を売りにしているシューズです。正しくトレーニングに使えば効果が期待できますが使い分けが重要です。ただしはだし感覚は、はだしとは大きく異なることを知っておいてください)

の3種類に分類できます。基本的にはトレーニングシューズを軸にして練習の内容やスピードなどによる使い分けが大切です。学生はレーシングシューズをウオーミングアップからスピード練習まで全て1足で使う傾向がありますが、これも目的によって使い分けることによってケガやトラブルを未然に防ぐことができます。

②正しいサイズのシューズを選択する

ほとんどの方はご自身の足のサイズを知りません。靴のサイズではありません。自身の足の実測です。かかとから足の指までのサイズの実測を知ることが大切です。そして実測値のサイズから試し履きをしてください。24・0センチの実測値の方は24.0センチからです。24・0センチがきつければワンサイズ上げていくような順番です。逆に大きなサイズからジャストフィットしたシューズを履くときつく感じてしまいます。シューズには必ず捨て寸といってつま先部分を大きく作ることによってフィット感を出しています。よく最初からプラス1センチなど商品の選択を勧めるショップがありますがフィッティングを全く理解していません。大きくてフィットしていないシューズはシューズの曲がるところと足の指の曲がるところ(MP関節)が一致しないこと、足の自由度が高くホールドできないため足がシューズ内で動きケガやトラブルにつながります。

大きすぎるシューズを買わないためには

・履くときにかかとをトントンとフィットさせ、つま先が上がった状態で履く

・つま先、膝が一直線上になるような状態でひもを一番上の穴まで通して締める

・上記ができて初めて履き心地、フィット感を確認してみること

が大切です。また、メーカーや同じモデルでもシューズの足型は異なります。必ず試し履きをしてフィッティングを確認しましょう。JISの規格表はアシックスのリンクをご参照ください→http://www.asics.co.jp/shoe-size-guide

※外反母趾の方のシューズ(靴)選びのヒント

外反母趾の部分が靴に当たり痛いのでオーバーサイズの靴を選びがちですが、そもそも外反母趾の原因はかかとまわりの関節が過剰に動きすぎている状態にあります(足部の過剰回内、オーバープロネーションといいます)。オーバーサイズのものを履き続けると過剰回内を助長します。大事なことはかかとがしっかりフィットしサポートしていること、前足部のアッパー部分の生地がシームレスであるもの、つま先の形状が大き過ぎずフィットするものを選びましょう。

③正しい知識を持ち、よいお店で購入する

ランニングブームをはじめとしてスポーツ、靴の市場は拡大しています。

毎シーズン新しい機能がついたものが発売されますが新しいモデルが足の機能に対して良いのかは疑問な時もあります。ランニングに関しては軽く、足入れがよい靴が売れます。売れる靴をメーカーもたくさん作ります。ただし、軽くて走りやすいものが目的に対して適しているかというとそうでもありません。正しい動きを誘導する靴はケガを防いでくれる効果もあります。バスケットボールシューズやランニングシューズもトップモデルのラインナップは何十年も基本的な機能や形は変わりません。お店で購入する際も試し履きを嫌がらないお店、一番売れているサイズ以外の小さいサイズの在庫をしっかり持っているお店、新モデル以外も比較対称してくれるお店などよいお店選びも大切です。ちなみに日本人のほとんどが自分は幅広、甲高と思い込んでいる方が多いですがJIS規格表に合わせるとそうでもない人が多いです。ちなみに私はレディースモデルの方がジャストフィットします。

正しくシューズ(靴)を履く

①シューズ(靴)を履くときはひもをゆるめて、まずかかとをトントンとしてかかとを合わせましょう。

②つま先を上げたままつま先と膝が一直線上になるようにひもを締めていきます。

(つま先を上げたまま履くと自然と足裏のアーチ、土踏まずが形成されます)

③必ずひもをほどいてから脱ぐ ひもを締めたまま脱げるサイズはかかとがフィットしておらずオーバーサイズです。ひもをほどいてから脱ぐことによりシューズの形が崩れず、長持ちします。

※最近結ばない靴ひもが流行ってますがきちんとフィッティングするなら通常の靴ひもが一番足に対してフィットさせます。

シューズのかかとは絶対に踏まないようにしましょう。一度踏んだヒールカップは元に戻りません。シューズの役割がほとんどないに等しいです。

 

また、5本指ソックスは機能解剖学、足底の感覚入力からの面ではオススメできません。マメができない、なんとなく踏ん張れる、気持ちいい、などという思い込みがありますがコア(体幹)が減衰してしまいます。5本指のシューズも同様です。足袋型のソックスは機能解剖学的にコアを活性化させます。日本古来の履物(草履、下駄、雪駄)などはきちんと理由があるからなんですね。

当院では治療はもちろん、インソール作成、シューズ(靴)の選び方もしっかりご案内いたします。インソールも正しくフィットしているシューズに入れることが最大限の効果を引き出します。逆にサイズが合っていない方はインソールを入れることができません。メーカーの最新機能だけを売り文句にしている店舗や単なる経験のみで競技者経験のないアドバイスとは違います。お気軽にご相談ください。

お問い合わせは 新潟県南魚沼市六日町104 一鍼一灸堂大塚鍼灸治療院  ☎025(772)4411